リリース日: 2019年2月14日 プラットフォーム: iOS App Store / Google Play 価格: 無料(広告表示あり) |
ゲームの概要
「囚われ人の変奏曲」は雰囲気ホラーな3D脱出ゲームです。本作はプレイヤーに不安さと不吉さとが入り混じったような不穏な空気感が醸す、衝撃的あるいは直接的な表現に依らない恐怖を楽しんでもらうことを主眼に置いて開発されました。
さる古びた洋館に閉じ込められたプレイヤーは館の中をくまなく探索して手がかりやアイテムを探し、数々の仕掛けに挑戦しながら脱出を目指します。道中さまざまなかたちでちりばめられた「趣向」はいずれも非常にささやかながら、少しずつ、確実にプレイヤーの精神を圧迫していきます。
ゲームの進行とともに明かされるいくつかの事実は、プレイヤーにある種の取り返しのつかなさを伴った心の動揺をもたらすでしょう。それは例えば、歩道の脇に手向けられた花束にふと目がとまってしまった時のような、人けのない山道を運転中に不意に廃墟化したラブホテルが目に飛び込んできた時のような、そういったようなものに似ているかもしれません。
ゲームの特徴
- 質感にこだわったダークなグランジ系グラフィックス
- 巧妙に計算されたカメラワーク
- ゲーム世界を彩る個性的で風変りなアイテムの数々
- 焦燥感と不安感を掻き立てる奇妙な調度品の数々
- 徐々に明らかになるいくつかの衝撃的な事実
- 奇才メリッサ・カトーによる3曲の録り下ろしテーマ曲
※マエストロ・メリッサによるテーマ曲「the Anthurium」のダウンロードはこちらから
ゲームのヒストリー
「囚われ人の変奏曲」は前作「ガラス瓶に歌う妖精」のストーリーを補完する続編として2018年の春頃、西崎真によって企画され、開発が開始されました。
途中、デザイナーのメリッサ・カトーが自信を無くして一切の作業を放棄したり、西崎真がふてくされてしばらくの間「AHH,FRESH MEAT!」以外何もしゃべらなくなったりもしましたが、チームは河原で殴り合う代わりに1/144 HGUCゾゴックをパチ組みしながら宇宙世紀について語り合うことで友情を深め、2019年2月になんとか最初のバージョンの「囚われ人の変奏曲」をGoogle PlayストアとApp Storeにリリースすることができました。
Jacob Hondaについて
※以下のテキストは英語版プレスキットの内容を抜粋要約して翻訳したものです
Jacob Hondaは日本の山口を拠点とする小規模なインディーゲーム開発チームです。チームは、COBOLコードを使用してバッチプロセスを作成するだけの毎日にとてもうんざりした西崎真によって、2014年ごろに設立されました。
チームのメンバーは西崎真とメリッサ・カトーです。さらにもう一人のメンバーがいました。しかし、彼は昨年チームを去りました。彼は「メキシコがわたしを呼んでいます!」というメモをわたしたちに残しました。イアン、もしあなたが生きているならツイッターを通してわたしたちに何かメッセージを送ってください。(※先月、メリッサがメールを通して王将での特別なディナーを彼に約束しました。すると彼はチームに復帰しました。そして驚くべきことに彼は美しいメキシコ人女性と結婚していました!ワオ!)
とにかく、わたしたちは主にスマートフォンやタブレット向けのゲームを開発しており、これまでにGoogle Playで4ゲーム、App Storeで2ゲームをリリースしました。すべての結果はわたしたちをそれほど満足させません。しかしながら、「ガラス瓶に歌う妖精」のリリースは、チームに新しい電子レンジをもたらしました。(はい、わたしたちはそれまでかなり古い、そして黒く汚れた小さなトースターしか持っていませんでした)
スクリーンショット
プロモーション動画
スタッフ
Makoto Nishizaki
Game Design, Programmer
Mellisa-Sakura Kato
Game Design, Artist
Iain Thomas
Game Design, Translator, Newlyweds